知識・技術とコンテンツ
成果を生みだすホームページを作るためには
中小企業・個人事業がホームページを作る目的は何でしょうか。それはビジネスの成果に繋げることに他なりません。では成果を生み出すホームページを作るためには何がポイントになるのでしょうか。それは「インターネットビジネスの知識、ホームページ制作に関する技術」と「ホームページに記載する内容・コンテンツ」です。
インターネットビジネスの知識、ホームページ制作に関する技術
主にホームページ制作業者が担う領域です。
インターネットの世界は日進月歩です。最新のトレンド、新しい技術で何ができるのか、どのような表現が可能なのか、ビジネスにどう役立つのか、広くアンテナを張って知識を取り入れなければいけません。ここ数年を振り返るだけでも、口コミサイト、ブログ、動画、スマートフォン、Twitter(リアルタイムで交流)の利用、検索エンジン対策、インターネット広告などが登場しています。
また、知識だけではなく、目に見える形にする技術力も必要になります。最近ではプログラムと関連させたホームページ制作技術も増えており、年を追うごとに高度化していく傾向がみられます。
ホームページに記載する内容・コンテンツ
主にホームページ制作を発注する企業様が担う領域です。
いくら見た目が綺麗なホームページでも、ビジネスとしてのバランスを欠いていては成果を挙げることはできないでしょう。顧客の特徴、商品・サービスの特徴、ブランディング、営業戦略におけるホームページの位置付け、様々なことを考慮したうえで、ホームページ上に何をどのように表現するかを決める必要があります。
インターネットの知識・技術面とビジネスの組み合わせ
結局のところ成果を生み出すホームページを作るには、インターネットの知識・技術面とビジネスに関するコンテンツをバランス良く組み合わせることが大切になります。そのためにはホームページ制作業者と発注企業側のコミュニケーションが重要になります。
「格安テンプレート(ホームページの形部分)を用意しました。コンテンツ(内容)は発注者の皆様が決めて入力まで行ってください。」
最近は上記のような制作会社が増えました。薄利でも多くのホームページを作ることで利益を上げるビジネスモデルです。最終的にホームページとしての形にはなるでしょうが、制作会社と発注者のコミュニケーション無しで成果が上がると思いますか?また、外注を使うホームページ制作業者には注意が必要です。外注の視点からすれば「指示されたものを作り報酬を得る」ことが目的なのであり、「最終的に納品される発注企業のビジネスに興味は無い」場合がほとんどだからです。
しっかりと皆様のビジネス理解に努め、今現在の技術で何ができるのか提案してくれる。そのような制作業者をパートナーとして迎えることが成功への第一歩となります。