これは避けたい! ユーザが嫌うホームページ
ユーザから好まれるホームページがあるように、ユーザに嫌われるホームページも存在します。
- 会社のパソコンからインターネットで調べ物。あるホームページを開いた途端、音楽が流れ出した! 慌ててページを閉じたが、近くの席の同僚は迷惑そうな顔。何で音を鳴らす必要性があるのだろう?
- 仕事の資料集めで辿り着いたホームページ。記載内容は真面目なのに色使いが派手。たまたま席の後ろを通りかかった上司から「仕事中に個人的な趣味のインターネットは止めろ」と誤解された。
- サービス・商品の内容が良さそうなので電話で問い合わせをしよう。あれ?おかしいな。このホームページ、どこに電話番号が書いてあるの?探しても全然見当たらないし、もういいや。
- 商品説明の文章だけど、ありきたりの定型文が2~3行で寂しく感じる。まるでやっつけ仕事のようだ。他にも商品が沢山あるけど、きっと同じなんだろうな。
- レストランのホームページ。料理の画像が載ってるけど、全く美味しそうに見えない。暗い室内で撮影したためか、白いはずのご飯が薄っすらと赤くなっている。もっと良い写真を使えばいいのに・・・
- 居酒屋のホームページ。料理やお酒のメニュー名が大量に載っているけど、文字ばかりで画像ゼロ。全く伝わってこないし、見る気にならない。
- コンサルタントのホームページ。「売り上げを倍増させます」「実績があります」「お任せ下さい」と書いてあるが、具体的内容についてはノータッチ。ホームページが汚い。この人に任せて大丈夫だろうか
- ある企業のホームページ。新着情報が「2006年4月1日 ホームページ開設しました!」で止まったまま。この会社、まだ経営が続いているの?
- 「loading・・・(読み込み中)」が数秒続いた後で現れたのはデザインに凝った奇抜なホームページ。どの部分を押したら別のページに移動するのか、パッと見て全然わからない。ホームページ制作にお金をかけたのだろうけど、使い勝手が悪くてイライラする。
- 社長ブログ。記事が書かれているのは開設から2カ月だけで、その後の更新が全く無い。
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問い合わせフォームから質問をしよう!一生懸命に内容を書き込んで、送信ボタンを押そうとした時、ボタンの下に書いてある一文に気がついた。
「現在、お問い合わせフォームからのご連絡は受け付けておりません。ご了承ください。」
なんのために問い合わせフォームがあるのよ!時間を返して!
失敗事例を研究することで、ホームページの制作サイドとして考えなければいけないポイントが多々見えてきます。成功事例は多く取り上げられますが、公表されないだけで失敗事例も多く存在するのです。