ホームページ運用のポイント
夢がふくらむホームページ制作!
高いお金を捻出して制作に踏み切ったホームページ制作。1人でも多くのインターネットユーザに自分達の良さを知ってもらいたい。色々な機能もつけて、便利なホームページを目指すぞ!
夢は大きくふくらみます。
制作会社に言われるままではいけません
制作業者は数多くの提案をしてきます(採用されれば制作業者は儲かります)。確かに、どれも上手く利用できれば、とても有効な機能です。しかし、ちょっと待って下さい。その機能は本当に必要ですか?機能を導入した後で運用できる社内体制が整ってますか?実情に合わない機能追加は結果的にユーザの満足度を下げてしまいます。
まるで廃墟!更新されないニュース・トピックス
今までに数多くの企業様ホームページを見てきた中で、良くあるパターンがコレ。ほとんど更新されないニュース・トピックス。
新着情報に「2006年4月1日 ホームページ開設しました!」など。最初の一行があるだけ。または途中からパタリと更新されないケース。「この企業、まだ経営は続いてるのだろうか」と、ホームページを見る人は不安になります。特に更新するべきニュースが無いのであれば、なぜニュース・トピックス欄を設けたのか不思議に思うでしょう。
日記が3日坊主なのに、ブログを続けることができますか?
注意するべきことは、「本当に何年も書き続けることができますか?」ということ。誰もが過去に日記を書こうとしたことがあると思います。思い出して下さい。どれだけの期間、書き続けましたか?どのような内容の記事を書きましたか?ビジネスブログはプライベートな日記ではありません。内容もビジネスに関連したもの、または社員の人柄が伝わるものであるべきです。
ブログを初めて間もないうちは、やる気に満ちてガンガン書き進めることができるでしょう。しかし、そんなテンションとは裏腹に、ブログを開設して間もないうちは、閲覧者が少ない状態が続きます。やがてネタも尽き、見る人も少ないのでテンションも下がり、更新間隔がどんどん開き続ける。良くあるパターンです。また、皆様の仕事がデスクワークでない場合、仕事でヘトヘトになって帰宅してからパソコンを立ち上げブログを書くことになります。これには相当なパワーが必要です。
やると決めた以上は、毎週月曜日の午後に更新するなど、仕事としてルーチンワークに組み込むべきです。気の向くままの不定期更新はお勧めできません。決められたペースで淡々と書き進めるのが長く続ける秘訣です。
また、社長ブログだけでなく、社員にブログを書かせるケースも見受けられます。仕事としてブログを書くわけですから、しっかりと評価に組み込む必要があります。「魅力的なビジネスブログを定期的に書いてくれ。人事考課には関係しないけどね。頼んだよ。」これでは社員も余計な仕事が増えたとしか感じられません。
普段の仕事において、素早いメール対応が可能ですか?
問い合わせフォームを設置して、簡単にメールを送れる仕組みを持ったホームページが増えてきました。ここでインターネットユーザの気持ちになって下さい。今、お問い合わせフォームからメールを送信したとします。送った以上は返信が気になりますよね。半日経って確認。返信なし。翌日になって確認。返信なし。「問い合わせフォームからのメールは届いたのだろうか」と心配になります。
皆様の仕事がデスクワークであれば、問い合わせフォームからのメールを直ぐに受信することができ、素早い対応が可能です。注意するべきはデスクワークでない方です。メールでの問い合わせを導入するのであれば、素早い対応が行えるような体制を整える必要があります。それが難しいのであれば、メールは補助的な利用とし、メインは従来通りの電話やFAXを利用した連絡とするべきでしょう。
ITを上手く利用することでビジネスは加速しますが、依存度が高いと何かトラブルが起きた時のダメージも大きくなります。あらかじめ想定されるトラブルへのリスク対策、社内体制・リソースの見直しは大切です。
ササエルでは皆様の実情に合った提案をいたします。
質問・相談など、お気軽にご連絡ください。皆様の力になります。